Shota Kono|A Planet

河野 翔大ある惑星
2019年10月11日(金)-11月10日(日)
14:00-20:00 金土日営業
オープニング・レセプション:2019年10月11日(金)18:00-20:00

 

Peopleはこのたび、河野翔大による個展「ある惑星」を開催いたします。

河野翔大は2017年より活動している写真家です。これまで、ロンドンのファッション雑誌「Modern Matter」やオンラインメディア「HONEYEE.COM」などのメディアを舞台に立って作品を発表してきました。

河野の作品には水溜りや落ち葉の塊など内と外や向こう側とこちら側など2つの物事の関係性によって表出したオルタナティブな中間が写し出されています。河野は自らを「グレー」な存在であると語ります。インターネットやAIなどの情報技術が発展した昨今において、曖昧な価値判断は淘汰され、あらゆる物事は白か黒にカテゴライズされています。しかし、世界や物事を慎重に観察すると、なにかが2つに分かれることで生まれた「間」の存在に気づかされます。河野の作品に頻繁に登場する「道」は出発地と目的地を結ぶ間であることで、写真には写されていない出発地や目的地を想像させます。そして、中間に身を置くことであらゆる可能性が生まれることを示唆します。また、河野が表現する「グレー」は本展覧会タイトルの「ある惑星」や廊下側のインスタレーションにも現れています。河野は自らの作品を2つの外部として設定する事で作品と作品の間に鑑賞者を置き、私たち自身も何かと何かの間に位置するグレーな存在である事に気づかされます。

河野翔大の初個展である本展覧会をぜひご高覧ください。

 

河野 翔大
1984年生まれ。
ホンマタカシ写真事務所を経て、2017年より活動。